コンポーネントライブラリとコンポーネント定義

 

Related article: Vault ベースのコンポーネント

設計側で、Altium Vault へリリースした各デザインコンポーネントは、ソース Component Definition を使用して指定されます。コンポーネント定義は、特定のデザインコンポーネントの定義(コンポーネントのモデルやパラメータを結びつける定義)です。 

コンポーネントライブラリファイル (*.CmpLib) は、1 つ、または複数のコンポーネント定義を作成、管理する設計側の実体です。設計側のコンポーネントライブラリのコンポーネント定義は、vault 内の Item (Component Item)へマップします。言い換えると、リリースした時、vault ベースのコンポーネント(デザインで何度も再利用できる)を利用するためのソースを定義しています。 

一般的に、コンポーネントライブラリごとに 1 つのコンポーネント定義を設定することは良い方法です。しかし、セット(例えば、チップ抵抗のような)としてコンポーネントを管理する例外があります。コンポーネントライブラリはモデルの階層の factorization を提供するので、シンボル、またはフットプリントを共有するコンポーネントがある時、1 つのコンポーネントライブラリ内でこれらを共有することで信頼性のあるデータとすることができます。例えば、フットプリントを変更する時、間違える危険が無くフットプリントの新しいレビジョンを使用するために全ての 0603 チップ抵抗を更新できます。 

コンポーネントライブラリファイル内で設計側のコンポーネント定義を作成、管理します。 

以下の項目では、コンポーネントライブラリドキュメントの様々な領域でコンポーネントをどのように定義し、最終的に、vault で Component Item のレビジョンを作成するためのドキュメントをリリースする詳細を説明します。 

Vault の指定

Vault Settings の領域では vault を指定するためにコントロールできます。そこで、ソースコンポーネント定義から生成した Component Item や、Item に使用する lifecycle definition、revision naming scheme が作成されます。  

必要に応じて、vault 設定を表示、管理。 

ソフトウェアで接続している Altium Vault のリストから選択するには、Vault 欄のドロップダウンを使用します。vault へ接続していない場合、または別の vault へ接続する必要がある場合、ドロップダウンの右にある  ボタンをクリックし Preferences ダイアログの Data Management – Vaults ページを表示します。そこから、vault へ接続できます。 

Lifecycle Definition と Revision Naming 欄は、各場合(Component LifecycleComponent Revision Scheme)のデフォルトの scheme を使用するために設定します。別の scheme を選択するには、各欄のドロップダウンを使用します。

これらのコントロールは、Document Options ダイアログ (Edit»Document Options) で利用できます。 

Document Options ダイアログでコントロールする Vault。 

コンポーネントをリリース、保存するために使用した vault は、同じ、または異なります。そこに、コンポーネントが参照した領域モデルが保存されます。 

モデルの指定

Required Models 領域は、コンポーネント定義が必要な領域モデルのタイプを定義する場所です。モデルタイプの指定は、それを使用しなければならないと言う意味ではありません。コンポーネントの定義へモデルタイプの欄を追加します。 

基本的に、ボードデザインに使用したデザインコンポーネントは回路図や PCB 編集領域での表現が必要です。そのため、回路図シンボルや PCB 2D/3D コンポーネントモデルが必要です。これらはデフォルトでモデルとして追加され、削除できません。必要に応じて、他のモデルタイプを追加/削除するには、その領域の AddRemove を使用します。   

コンポーネント定義で使用するために、モデルタイプを指定。

モデルリンクの追加

Model Links 領域は、コンポーネント定義で使用するために、リリースした領域モデルのリンクを追加する場所です。モデルタイプを Required Models 領域へ追加した場合、特定のタイプのモデルへのリンクを追加できます。 

モデルリンクを追加するには、その領域の下部にある Add をクリックしモデルのタイプを選択します。Choose Model ダイアログが表示されます。そこから、vault 内を閲覧しモデルを選択できます。リンクがその領域へ追加されモデルのプレビューが右に表示されます。 

別のデザイン領域のコンポーネントを表すためにモデルへのリンクを追加。 

多くのモデルリンクは、同じモデルの別のレビジョンへのリンクと一緒に追加されるかもしれません。各リンクは、特定の名称が付けられたモデルのレビジョン (例えば、回路図シンボル Item SYM-001-0000 のレビジョン 2 に相当する SYM-001-0000-2) です。選択したモデルリンクで右クリックして Show in Explorer コマンドを選択すると、選択したモデル(レビジョン)をフォーカスして Vaults パネルを素早く表示できます。  

モデルリンクを変更するには、Item 欄をクリックし  ボタンをクリックします。Choose Model ダイアログが表示されます。そこから、別のモデル Item、または同じモデル Item の別のレビジョンを閲覧、選択できます。 

model links 領域は、コンポーネントライブラリドキュメントのコンポーネント定義でアクセスできる領域モデルの 'バケツ' と考えることができます。どのリンクが各定義に必要か指定する場合に割り当てます。モデルを削除するには、それを選択して Remove をクリックします。

パラメータの追加

Required Parameters 領域では、コンポーネント定義へ適用するパラメータデータを作成できます。2 つのデフォルトのパラメータ(CommentDescription)があります。これらは、システムパラメータです。必要に応じて、多くのパラメータを追加するかもしれません。これを行うには、その領域の下部にある Add をクリックします。新しいパラメータはリストに追加されます。名称を変更するには Parameter Name 欄内をクリックします。パラメータに関連したデータ値に単位のタイプを反映する必要がある場合、Unit 欄内をクリックし単位を入力します(例えば、kHz, MBytes 等)。  

ドキュメントから生成した各コンポーネントで使用するパラメータを定義。 

パラメータを削除するには、それを選択し Remove をクリックします。システムパラメータは削除できません。 

コンポーネントの定義

パラメータを指定してモデルリンクの 'バケツ' の準備ができたら、コンポーネントライブラリドキュメントの '内容' (コンポーネントの定義)を実行できます。これは、下部にある Component Definitions の項目で実行します。 

Component Definitions - vault ベースのコンポーネントのソース指定(設計側の)。 

コンポーネント階層をサポート

定義を集めてコンポーネント定義の階層を作成できます。リリースしたコンポーネントデータを保存する既存の場所を指定して、この階層のトップレベルのグループを vault 内のフォルダへマップできます。これを行うには、その領域にある Group 1 と言う名称の欄内をクリックします。それから、既存のフォルダディレクトリの名称を入力するか、または ボタンをクリックして Choose Folder ダイアログを表示します。このダイアログで、vault のフォルダを指定できます。vault 内の既存のフォルダを選択、または新しいフォルダを追加します。 

選択した既存の vault フォルダは、Document Options ダイアログの Target Folder 欄に反映されます。逆に言うと、Choose ボタンをクリックしてこのダイアログからフォルダを選択できます。この場合に、選択したフォルダ名は、コンポーネントライブラリファイルの Component Definitions 領域に戻って自動でトップレベルグループの名称として入力されます。 

コンポーネント定義がリリースされる既存の vault フォルダを指定。 

階層でトップレベルグループに入力した名称が既存の vault フォルダ(名称が同じ)と一致しない場合、新しいトップレベルフォルダは、このトップレベルグループに指定した名称を使用して vault に作成されます(リリースプロセスとして)。同様に、サブグループは vault 内の既存のサブフォルダへリンクされるか、または新しいサブフォルダがリリース時に作成されます。これらは、vault で新しく作成したフォルダの名称になるので、グループへ名称を付ける良い方法です。グループの名称をリネームするには、name 欄内をクリックし新しい名称を入力します。 

それは、最初にグループ階層を作成し、後でコンポーネントの定義に追加する良い方法です。その領域で右クリックし、メニューから Add GroupInsert Group コマンドを選択して、グループを階層へ追加、挿入できます。前者のコマンドは、選択したグループへサブグループを追加して階層を拡張します。後者のコマンドは、選択したグループの上に直接、同じレベルで新しいグループを挿入します。 

新しいグループの追加と挿入の例。 

コンポーネント定義

コンポーネント定義自体はグループに追加されます。グループへ新しいコンポーネント定義を追加するには、グループを右クリックして Add Component コマンドを使用します。1 つ、または複数のコンポーネント定義がグループに存在する場合、新しい定義は既存の定義の上に挿入できます。挿入する定義上で右クリックし、Insert Component コマンドを選択します。 

新しいコンポーネント定義の追加と挿入の例。

各コンポーネント定義は、以下の情報を含む 1 つの列として表示されます:

  • Name – 定義の名称を付けるためにこの欄を使用します。この名称はコンポーネント定義間を素早く識別して、コンポーネントライブラリドキュメントの context 内でのみ使用されます。 
  • Models – この欄は、Required Models 領域の項目と一致します。追加する各モデルごとに 1 つの欄があります。デフォルトの回路図シンボルや PCB 2D/3D コンポーネントモデルと一致する 2 つのモデルが少なくとも、常にあります。その欄をクリックすると、リンクしたモデルのモデルタイプのドロップダウンリストが表示されます。その domain でコンポーネントを表すには、モデル(または、より正確にモデルの特定の名称を付けたレビジョン)を選択します。リストの項目上でカーソルを置いている時、Model Links 領域内の項目はハイライト表示され、モデルのプレビューが表示されます。  
     

    コンポーネントに使用するリンクしたモデルの指定。 
  • System Parameters – これらは、CommentDescription のパラメータです。必要に応じて、これらの値を入力します。Comment パラメータは、他のコンポーネント管理 methodorogy でコンポーネントに使用した名称のような、人が読める名称を付けたコンポーネントのタグとして特に役立ちます。それから、Item ID を覚えておかなくてもこの名称を使用する vault を検索できます!
     

    2 つのシステムパラメータ(CommentDescription)の値を指定。
  • Parameters – これらの欄は、Required Parameters 領域で入力したパラメータに相当します。パラメータごとに 1 つの欄があります。parameters の左から右までの順番は、Required Parameters 領域の上から下までの順番に相当します。必要に応じて、パラメータの値を入力します。  
     

    コンポーネント定義のパラメータデータを定義。
  • Release-ID – vault でコンポーネント Item の固有のID を指定するには、この欄を使用します。これは作成される Item で、そこにコンポーネント定義がマップされます。その定義の各リリースは、その Item の新しいレビジョンになります。デフォルトの Item naming scheme (CMP-{00000}) は、トップレベルグループの ID 欄に渡されます。ID を素早く生成する(自動でコンポーネント定義を行う)ためにこれを使用できます。これは、値の原則(次の項目をご覧ください)に従って働きます。このようにデフォルトの naming scheme を使用して、ソフトウェアは vault 全体と既存の Item の識別子をスキャンし scheme に基づいて自動で次の固有の ID を割り当てます。その欄で入力して自身で scheme を作成できます(変化する個所は大括弧で囲います(例えば、CMP-001-{0000}))。また、別のサブグループのコンポーネント定義に別の Item naming scheme を定義できます。または、グループレベルの項目を無視(または、完全に削除)して、定義ごとに固有の ID を割り当てることができます(定義の ID 欄に直接、ID を入力して)。Item を識別する方法を常にコントロールできます!
     

    vault で作成されるコンポーネント Item に固有の識別子を指定。デフォルトの Item naming scheme を使用して、自身で scheme を作成、別の scheme を別のグループの定義へ適用、個々の定義ごとに ID を入力!
  • Release-Current Rev. – この編集できない欄は、vault でコンポーネント Item の現在(最近/最新)のレビジョンを反映します。 
  • Release-Next Rev. – この編集できない欄は、選択したレビジョン naming scheme に従って、コンポーネント Item (コンポーネント定義が次にリリースされる時に作成される)の次のレビジョンを反映します。 
  • Action – この欄は、リリースプロセスとして特定のコンポーネント定義のためにリリースマネージャが実行する動作を示します。リリースされていないコンポーネント定義については、この項目は Create Item と表示されます。既にリリースされた定義については、この項目は Create Revision と表示されます。グループの項目について、vault に対応するフォルダが無い場合、この欄は Create Folder と表示されます。  

コンポーネント定義は、少なくとも 1 つのリンクしたモデルを割り当てる必要があります。そうでないとリリースできません。また、モデル Item は Planned 状態である必要はありません。vault 内の Item がコンポーネント定義を使用中に既にそれに ID を割り当てている場合、コンポーネント定義はリリースされません。

モデルとパラメータ値

コンポーネントライブラリファイルは、多くのコンポーネント定義を含めることができます。これらの定義を個別のグループへ更に細分するかもしれません。割り当てられたモデルと/またはパラメータ値は、グループ内、またはグループ間でコンポーネント定義と共通になるかもしれません。コンポーネント定義の階層を合理化して '構築' するために、Value Inheritance (割り当てられたモデルやパラメータ値に適用できる)の概念を使用します。  

To cater for value inheritance, コンポーネント定義を構築している時、3 つの 'レベル' のデータを定義できます:

  • Document Level – これらは、最上位のグループレベルで定義する値で、コンポーネント定義に適用できるデフォルト値になります。 
  • Group Level – これらは、特定のグループに定義する値です。そのグループ内のみのコンポーネント定義へ適用します。ドキュメントレベルで指定した値は、ここで指定した値で上書きされます。  
  • Component Definition Level – これらは、個々のコンポーネント定義に指定した値です。グループ、またはドキュメントレベルで指定した値は、ここで指定した値で上書きされます。  

値は、親レベルの項目で識別するためにグレーの文字で表示されます。下図は、チップレジスタコンポーネントのグループを定義するために使用するコンポーネントライブラリファイルの値を示します。特定のグループについての例で 3 つのレベルのデータを確認できます。 

モデルとパラメータの値により、作業を合理化して処理しやすいコンポーネント定義のファイルを構築します!

None の値は、コンポーネント定義でパラメータに値が無い場合に使用します。 

コンポーネント定義の編集

作成しているコンポーネントに依存して、1 つのコンポーネントライブラリファイルに多くのコンポーネント定義を含めるかもしれません。場合によっては、これらの定義にモデル、またはパラメータ情報が必要かもしれません。1 つ、または複数のコンポーネント定義へ素早く変更できる様々な編集機能をサポートします。 

  • 標準の Ctrl+クリックや Shift+クリック機能を使用して、複数のデータセルを選択できます。 
  • 右クリックメニューで利用できるコマンドを使用して、選択したデータを切り取り、コピー、ペーストできます。
  • 右クリックメニューで Clear Contents コマンドを使用して、選択したデータの内容をクリアできます。
  • 右クリックメニューのコマンドを使用して、選択したコンポーネント定義をファイルから削除できます。 
  • 外部のスプレッドシートで操作するために、選択したデータを Windows のクリップボードへコピーできます。外部のスプレッドシートにあるコンポーネント定義情報は、コンポーネントライブラリドキュメントの Component Definitions 領域へ戻ってペーストできます。 

外部のスプレッドシートへデータをコピー。そこから、スプレッドシートエディタの検索、置換機能を使用して変更できます。それから、コンポーネントライブラリファイルへ戻ってペーストします(コンポーネント定義のグループを構築する方法)!

既存のコンポーネント Item をターゲット

通常、既に作成したコンポーネント Item をリリースプロセスになる vault に残します。そして、コンポーネント定義を追加し、Item ID を割り当てます('素早く' Item を作成)。しかし、vault で直接、コンポーネント Item を作成して既存の Item へリンクしたいかもしれません。問題ありません。

Component Definitions の領域で右クリックした時のメニューには、手動で作成したコンポーネント Item へ定義をリンクできるコマンドがあります:

  • Change Link To Target ItemChoose Target Item ダイアログを表示するには、このコマンドを使用します。そこで、vault 内のコンポーネント Item を閲覧、選択できます。 
     

    vault で直接、作成したコンポーネント Item へリンク。
  • Clear Link To Target Item – vault 内の Item へのリンクをクリアにするには、このコマンドを使用します。コンポーネント定義のリリースに関連した欄は、新しい Item を作成できるよう戻ります。 

コンポーネントライブラリファイルのリリース

コンポーネントライブラリファイルで必要に応じてコンポーネント定義を定義して、ファイルをリリースできます。そのリリースプロセスは、各 Item の新しいレビジョンを生成する動作です。 

定義の左にあるチェックボックスを切り換えて、リリースするコンポーネントをコントロールできます。チェックを入れた(有効にした)場合、定義がリリースプロセスに含まれていることを意味します。チェックを外した(無効にした)場合、リリースプロセスから除外することを意味します。全体のグループのコンポーネント定義は、グループレベルでチェックボックスを切り換えてリリースから除外できます。  

個々の定義レベル、またはグループレベルでリリースプロセスに含めるコンポーネント定義を決定。常に、リリースするものをコントロールできます!

右クリックメニューで EnableDisable コマンドを使用して、定義の状態を含めるか切り換えることができます。 

有効にしたコンポーネント定義をリリースするには、File»Release To Vault コマンドを使用します。選択した vault へリリースするかどうかの確認ダイアログが表示されます。Yes をクリックします。Item の次の (planned) レビジョンのコンポーネント定義に保存したリリースデータと共に、バッチ形式でリリースプロセスが実行されます。定義を初めてリリースする場合、新しいコンポーネント Item (指定した ID を含む)は vault 内のフォルダに作成されその定義に戻ってリンクします 

コンポーネントライブラリファイルで指定したグループは、vault 内のフォルダへリンクします。vault フォルダが指定したグループと同じ名称で存在する(vault 内にあるフォルダ階層の場所に関して)場合、それが使用されます(グループへ戻ってリンクされます)。このようなフォルダが存在しない場合、フォルダが作成されグループへ戻ってリンクされます。 

リリースされると、Vaults パネルを使用して vault で直接、コンポーネントを閲覧できます。コンポーネント定義上で右クリックし Show in Explorer コマンドを選択して、vault 内のコンポーネント Item へ直接、ジャンプします。 

Vaults パネルに(vault 内から直接)表示したコンポーネント Item。 

vault に保存したリリースデータは、リリースした領域モデルやパラメータ情報へのリンクから成ります。 

コンポーネントライブラリファイルは、リリースを反映するために更新されます。Current Rev. の項目には、新しいリリースのレビジョンと現在のライフサイクル状態が表示されます。Next Rev. 欄は、自動でインクリメントされたレビジョン(リンクしたソースコンポーネント定義を再度、リリースする場合、自動で作成され、データを保存するために使用される Item の次のレビジョン)になります。   

コンポーネント Item の現在と次のレビジョンは、コンポーネントライブラリファイルに戻って反映されます。 

複数のコンポーネントライブラリファイルのリリース

Main article: コンポーネント リリースマネージャ

コンポーネント管理 methodology から vault ベースのコンポーネントモデルへコンポーネントを移行している時、1 つのコンポーネント定義が含まれている各コンポーネントライブラリをリリースすることは退屈な作業(1 つのコンポーネントライブラリファイルをリリースする時、Altium Designer でファイルを開いてアクティブにする必要があるため)になります。また、これは、多数のソースコンポーネントライブラリ(コンポーネント Item の新しいレビジョンへ再リリースする必要がある)に渡ってコンポーネント定義に影響を及ぼす変更を行った場合です。 

同時に複数のライブラリを vault へリリースするには、Component Release Manager (File»Component Release Manager) を使用します。指定したソースフォルダで複数のコンポーネントライブラリを保存したコンポーネント定義をバッチリリースするには、このリリース 'コンソール' を使用します。  

コンポーネントライブラリでコンポーネント定義をリリースする前に、それらが参照する領域モデル(回路図シンボルや PCB 2D/3D コンポーネントモデル)を vault (回路図シンボルと PCB コンポーネント Item が存在する)へリリースしておく必要があります。 

Component Release Manager を使用して、1 つ、または複数のソースコンポーネントライブラリに保存したコンポーネント定義をリリース。 
You are reporting an issue with the following selected text and/or image within the active document: