シミュレーション プローブマネージャ
Altium Designer 17 では、新しく導入したプローブマネージャを含む、様々な Mixed Simulation 機能を改善しました。観測したい箇所をプローブマネージャで設定して、シミュレーション後に波形を追加、または修正しないで、目的のプロットを表示し、mixed simulation を柔軟にコントロールできます。また、プローブマネージャで、解析する信号を選択するためにプローブや active signals を使用できます。
Probe Manager ダイアログは、Simulate » Probe Manager を選択して表示します。
プローブマネージャで使用するプローブや、その他の Mixed Simulation 機能は、以下の方法で利用できます:
- Simulate メニューから。
- Mixed Sim ツールバーから。ツールバーを表示するには、Help の隣にあるツールバーを右クリックし、Mixed Sim を選択します。ツールバーは、フロート状態にできます、またはドラッグアンドドロップして Altium Designer の枠内に固定できます。
Basic View
プローブマネージャのこの画面で、プローブはリスト表示され、各シミュレーションタイプの on/off を切り換えできます。AC 解析では、Complex Function を選択できます(Magnitude と Phase の両方を表示できる Bode Plot もあります)。これは、特にスイープタイプの解析に役立ちます(各プローブを配置したネットの複数の波形や、振幅、位相を表示できます)。右の欄には、エラーが表示されます(例えば、1 つの差動電圧プローブしか配置されていない場合、またはプローブがピン上に無い場合)。
Profile View
プローブマネージャの Profile View モードでは、シミュレーションで、どのプローブを有効、または無効にするか表示、管理できます。左のリストで、シミュレーション profile 表示の on/off を切り換えできます。Complex function は、各 profile で個別に設定できます(basic view の Complex function 設定より優先されます)。