基板外形からのクリアランスチェック
基板設計の鍵となる要素は、全てのデザインオブジェクトを基板外形内に適切に配置することです。リジッドフレキシブル基板で基板外形とその構造はより複雑になり、この要件は、より重要になります。
新しい Board Outline Clearance デザインルールを、Manufacturing の項目に追加しました。このルールにより、基板の端に正確にプリミティブを配置できます。以下のように、様々な edge タイプを対応しています。
このルールでは、順番に各レイヤの境界を決めます(いくつかのレイヤが、リジッド領域からフレキシブル領域へ使用されている一方、あるレイヤのみがリジッド領域にある、リジッドフレキシブルデザインを対応)。
以下の表は、このデザインルールで対応する edge タイプを示します:
Edge タイプ | 定義 |
---|---|
Outline Edge | 基板の最も外側(外部)の端 |
Cavity Edge | ユーザが定義した空洞の端 |
Cutout Edge | ユーザが定義したカットアウトの端 |
Split Barrier | スプリットラインが、基板の端を示す時、この端は、Split Line Barrier とみなされます。 |
Split Continuation | このレイヤが、スプリットラインの範囲を超える場合、この端は、Split Line Continuation (透過性の境界) とみなされます。object-kind を Split Continuation にするには、クリアランス値をゼロに設定します。上図で、配線(トラックとアーク)は、split continuationにでき、パッドやビアのようなその他のオブジェクトは、できません。ゼロは、これらの object-kinds が、この edge タイプを無視できるよう、ソフトウェアへ指示します。配線済みトラックを許可するには、この方法を使用します(例えば、あるレイヤ構成から他へ変更するため)。 |
新しいクエリキーワード
IsRuleBoardOutlineClearance