ブラウザベースの F1 リソース資料
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Altium Designer 14.0 では、ソフトウェアの資料が一新されました。ブラウザベースの Altium Documentation の領域で、Altium Designer のリソースに関する資料を利用できます。主に、これにはソフトウェアのダイアログやコマンドに関する資料が含まれていますが、参照タイプの資料も追加されています。これからも、リソース資料や一般的な資料を提供し続ける必要があり、これはソフトウェアの機能を説明するための最初のステップです!
利用できる資料
Altium Designer Resource Reference には、以下の資料が含まれています:
- Servers – サーバによるリソース情報。各サーバに関する資料は、以下のようにリソースタイプで分類されています:
- エディタ
- プリファレンス
- オブジェクト
- パネル
- プロセス & コマンド
- ダイアログ
- ウィザード
- Language References – クエリ言語、プログラム言語、スクリプト言語等のソフトウェアで使用されている言語に関する参照資料。
- Error References – プロジェクトコンパイラ違反、VHDL 論理合成エラー等のエラーに関する参照資料。
- Soft Design References – 以下のようなソフト設計に関する参照資料:
- FPGA コンポーネント (プロセッサ、ペリフェラル、仮想測定器、OpenBus、Wishbone と non-Wishbone)。
- Embedded Tools references.
- C-to-Hardware Compiler reference.
- Constraint File reference.
- FPGA IO Standards reference.
- Core resource usage.
- Server Process Reference – 以下のようなサーバプロセスに関する参照資料:
- Client Processes
- Schematic Processes
- PCB Processes
- Integrated Library Processes
- WorkspaceManager Processes
- FpgaFlow Processes
- Server Process Routines
- Shortcut Keys– 以下に関するショートカットのリスト:
- ワークスペース環境。
- プロジェクト。
- エディタ。
- パネル。
Altium Designer から直接、リソース資料を表示
F1 は、ソフトウェアの特定のリソースについて学びたい時に役立ちます。Altium Documentation サイトの Altium Designer Resource Reference 領域のリソースに関するページを表示するには、以下のリソースタイプ上で F1 を押します:
- メニュー
- ツールバーボタン
- ダイアログ
- オブジェクト
- パネル
- Preferences ダイアログ内の特定のページ
- PCB Rules and Constraints Editor ダイアログ内の特定のルール制約ページ
- 言語キーワード
- ウィザード
What's This Help はどうなりましたか?
Altium Designer 14.0 では、古いヘルプ機能とテクノロジーを使用しないで、1 つの Altium Documentation サイトから目的の資料を表示できます。ダイアログのヘルプを確認するために、何度もクリックする必要はありません。ダイアログ上で F1 を押すだけで、そのダイアログの情報(各オプションやコントロールが何をするか)が記載されたページを表示できます。ブラウザページにダイアログの情報を表示するのは、以下のような以前の WinHelp ベースの機能に加え、多くの利点があります:
- 注記、情報やヒントのハイライトボックスを含む、詳細なコントロールを表示する機能。
- ダイアログの他の場所をクリックしても、その情報を表示したままにする機能。
- Altium Documentation サイト内で、cross-linking をその他の関連する領域へ追加する機能。
- より合理化した方法で(インストールできるファイルをコンパイルしないで更新して)、ダイアログの資料を維持する機能。
Knowledge Center パネルはどうなりましたか?
Knowledge Center パネルは、正式にソフトウェアから削除されました。そのメイン機能は、メニュー、またはツールバーボタン上にカーソルを置いている時、コマンドリファレンスの資料を表示することでした。しかし、ブラウザベースの Altium Documentation でコマンドリファレンスの資料を表示できるため、この機能は不要になりました。そのため、Altium Documentation サイトから新しい形式のリソース資料を合理的に提供できます。つまり、ブラウザページには、より見やすい環境でコマンドに関する情報が表示され、この機能はダイアログがアクティブな時、利用できます!