追加された回路図のパワーオブジェクト
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Altium Designer 13.3 では、4 種類の新しい形状のパワーポートが回路図エディタに追加されました。これらのシンボルは、Commonwealth of Independent States (CIS)** の後援で実施している地域基準組織の GOST 基準(Euro-Asian Council for Standardization, Metrology and Certification (EASC) で支持された技術的な基準)を満たすように作成されました。
GOST パワーポート
4 種類の新しい GOST 形状のパワーポートは、下図に示す通りです:
GOST パワーポートの配置
GOST 形状のパワーポートは他のパワーポートと同じ方法で、Place » Power Port コマンドを実行、または Wiring ツールバー上にある Power Port ボタン をクリックして配置します。オブジェクトを配置する前に、Tab キーを押して Power Port ダイアログを開きます。下図のように、Style リストから GOST 形状のパワーポートを選択します。
GOST 形状のパワーポートは、標準のパワーポートと同じ方法で働くことに注意してください(同じ名称のパワーネットは、自動でデザインで接続されます)。このルールには 1 つ例外があります。特に、パワーポートをポートオブジェクトへ接続する場合、パワーネットはそのシートに対してローカルになります。シートをまたがってネットを接続するには、ポート/シートエントリを接続して定義する必要があります。
** Commonwealth of Independent States (CIS; Russian: Содружество Независимых Государств, СНГ, tr. Sodruzhestvo Nezavisimykh Gosudarstv, SNG) は地域の組織で、参加国はソビエト連邦の崩壊中に構成された以前のソビエト共和国です。