Altium Vault Server - 管理機能の改善
最新の Altium Vault Server では、ブラウザベースのインターフェースから vault を管理する方法を改善しました。これらの改善は、外部の web ブラウザ、または Altium Designer の Home ページの画面からアクセスしているかどうかに関係無く、利用できます。
Vault へアクセスしたユーザの表示
現在、(Altium Designer、または外部の web ブラウザから)アクセスしているユーザに関する vault の使用状況は、ブラウザインターフェースの Users ページから素早く、確認できます。それは、グループメンバーシップ () のアイコンの左にアイコンとして表示されます。
vault へアクセスしている状態は、各ユーザのアイコンに反映されます。これは、以下のいずれかの状態になります:
– 現在、vault へログインしています。
– 現在、vault へログインしていません。
ユーザをログアウトする機能
Altium Vault Server の管理者は、現在、vault へログインしているユーザをログアウトできます。これにより、追加ライセンスを購入しないで、vault への接続を '解放' し他のユーザへ割り当てることができます。これを行うには、ブラウザインタフェースの Users ページにあるユーザを探し、右のドロップダウンから Logout コマンドを使用します。ログアウトするかの確認ダイアログが表示されます。OK をクリックして続行します。ユーザが vault からログアウトされ、vault のアクセス状態が から へ変更されます。
ユーザ グループメンバーシップの表示
ユーザ グループメンバーシップは、ブラウザインターフェースの Users ページから素早く確認できます。これを行うには、ユーザのグループメンバーシップのアイコン 上にカーソルを置きます。ポップアップが表示され、現在、ユーザが属する全てのグループがリスト表示されます。
Windows 認証のサポート
vault へアクセスする時、Altium Vault Server には 2 つのユーザ認証モードがあります:
- Built in – これは、vault 自体の Identity Service (IDS) を使用します。ユーザは、vault の管理者から受け取ったクレデンシャルを入力して vault へアクセスします。
- Windows – Windows ドメインの認証を使用します。ユーザは、Windows ログイン クレデンシャルを入力して vault へアクセスします。
認証のモード設定は、ブラウザベースのインターフェースから最初に vault へユーザを追加する時に実行します。しかし、これは後からいつでも切り換えできます。
モードは、Authentication 欄を使用して指定します。デフォルトで、Built in モードが使用されます。Windows ドメイン認証を使用するには、この欄をクリックしドロップダウンからWindows を選択します。
サブフィールドが、Username と Password から、Username と Domain に変更されます。Domain 欄には、その PC が現在、接続されているドメイン名が表示されます。Username には、そのユーザの Windows のログイン情報と同じユーザ名を入力します。