生成された出力のリリース情報
PCB プロジェクトのドキュメントを生成している時、リリースで使用したデザインプロジェクトのコンフィギィレーションやバリアントと同様に、どの Item とレビジョンへ関連する資料か表示する方法が必要です。これは、PCB ドキュメントに配置した特定の文字を使用して管理されます。特定の文字は、PCB プロジェクトのコンフィギュレーションをリリースしている時や、関連する出力を生成している時、役立ちます:
.PCBConfigurationName
– Configuration Manager ダイアログで定義したように、生成された出力のコンフィギュレーションの名称。
.VariantName
– 生成された出力を作成するために使用したバリアントの名称。もし、バリアントが指定されていない場合、この文字は[No Variations]
と表示されます。
.Item
– 生成されたデータが関連する Item(例えば、D-810-2000
)。そのデータは Item を構築するために使用します。
.ItemAndRevision
– フォーマット<Item ID>-<Revision ID>
(例えば、D-810-2000-01.A.1
)で、生成されたデータが関連する Item とその Item の特定のレビジョン。そのデータは、特定の Item のレビジョンを構築するために使用します。
.ItemRevision
– 生成されたデータが関連する Item の特定のレビジョン(例えば、01.A.1)。そのデータは、ターゲットの Altium Vault 内の Item Revision に保存されます。
.ItemRevisionBase
– Item Revision の naming scheme の Base Level(例えば、1)。
.ItemRevisionLevel1
– Item Revision の naming scheme の Level 1(例えば、A)。
.ItemRevisionLevel1AndBase
– Item Revision の naming scheme の Level 1 と Base Level(例えば、A.1)。
.ItemRevisionLevel2
– Item Revision の naming scheme の Level 2(例えば、01)。
.ItemRevisionLevel2AndLevel1
– Item Revision の naming scheme の Level 2 と Level 1(例えば、01.A)。
各場合に、テキストストリング (Place»String) を配置します。そして、String ダイアログの Text の項目にあるドロップダウンからスペシャルストリングを選択します。
これらのスペシャルストリングは、出力が生成される時まで反映されません。そのため、PCB ワークスペース(出力を考慮する 3D で PCB を表示しない限り)内で実際の情報を見れません。これらのストリングを使用して設定した情報は、ガーバー/ODB++ ファイル、Final Artwork 印刷、PCB 印刷、PCB 3D 印刷、PCB 3D ビデオ、実装図を含む生成された出力で見れます。