Altium Designer インストール後の管理
Contents
- 事前に必要なもの
- インストール管理のインターフェース
- Preference
- プラグインの説明
- Plugins 画面での作業
- インストール状況の確認
- プラグインカテゴリを確認
- 個々のプラグインの確認
- 特定のレビジョンを確認
- プラグイン変更の効果
- Altium Designer プラットフォームの変更
- 更新のための自動チェック
- ローカル インストールリポジトリの作成
- Altium Designer の更新を使用する権限
- Plug-ins and Updates ページから処理されるいくつかの状況があります:
- 1. 使用しているライセンスでサポートされていない更新がインストールされています
- 2. 利用できる、サポートしている、サポートしていない更新
- 3. 利用できるがサポートされていない更新
Parent article: インストールと Content 管理
Altium Designer の Installation Management System は、初期インストール後のソフトウェアのインストールを管理できます。これは、後に続くレビジョンとしてソフトウェアプラットフォーム自体に更新するだけでなく、ソフトウェア内で機能をインストール、更新、削除できます。後者は、オプションのプラグインモジュールにより可能です。これは、新しいインポーター、またはエクスポーター、新しいアウトプッター、またはネットリスターになり、または新しいFPGAデバイスファミリーをサポートするかもしれません。すなわち、いくつかの技術は Altium Designer 内のデータで(または、データによって)使用します。新しいレベルでソフトウェアのカスタマイズを考えてください!
このアーティクルで、Altium Designer のインストールをどのように管理するか見てみます。チュートリアルのようですがそこまで厳密ではありません。インストール管理プロセスの会話のようなアーティクルと考えてください。
事前に必要なもの
Main article: Altium プラットフォームインストーラで Altium Designer をインストール
このアーティクルでは、コンピュータに Altium Designer を既にインストールしてあると仮定します。もし、そうでない場合、Altium Platform Installer を使用してインストールする必要があります。
インストーラにアクセスするには、最初に小さい(10MB未満)実行ファイル AltiumInstaller.exe
をダウンロードしインストールする必要があります。この実行ファイルは AltiumLive からダウンロードし、ハードディスクのどこでも保存できます。
インストール管理のインターフェース
拡張されたソフトウェア機能を利用できるオプションのプラグインと同様に、主要な Altium Designer プラットフォームへの新しいレビジョンは、 Altium のクラウドベースのインストールリポジトリ http://installation.altium.com
から利用できます。このリポジトリへのインターフェースは、Altium Designer の Plugins 画面を通して利用できます。この画面を表示するには、 ボタンをクリックし Plugins and Updates をクリックします。
ここから、プラットフォームの新しいレビジョンかどうか確認できます。そして、プラグイン自体、または、その他の現在、インストールしたプラグインへの更新がある場合、またはその他の新しいプラグイン機能がある場合、利用できます。それから、プラットフォームや/または既存のプラグインを更新するか、または、インストールに機能を追加するかどうか決定できます。プラグインの以前のレビジョンに戻る機能を含む変更が必要な時、いつでも自由に機能を追加、更新、削除できます。
Preference
インストール管理に関連した Preference は、Preferences ダイアログ (DXP»Preferences) の System – Installation Manager ページにあります。このページに素早くアクセスするには、画面の右上にある Tools リンクに関連したメニューから利用できる Preferences コマンドを使用します。
続行しているインストールを管理している時、Altium Designer を最初にインストールするために使用したリポジトリは、それを使用するリポジトリとして設定されます。しかし、Remote Repository Location の項目から必要な段階でリポジトリの場所を変更できます。
これは、インターネットに接続できないPCの場合です。継続中の更新を得るためにクラウドベースの Altium リポジトリへ接続する必要がありますが、これらの更新は内部で管理できます。これは、インターネットに接続できるコンピュータで、クラウドからリポジトリのスナップショットを得るための機能を含みます。 それから、インターネットにアクセスできないコンピュータで共有してアクセスするために、'内部の'(LANベース)のリポジトリへそのスナップショットを移行します。それらのコンピュータ上の Altium Designer は、Installati
on Manager がローカルリポジトリを使用するように設定されます。インストール DVD さえ作成できます。ローカルリポジトリ設定の詳細については、Creating a Local Installation Repository を参照してください。
Local Cache Location の項目はローカルキャッシュの場所を指定します。これは、インストールを変更するために必要な Altium Download Manager を介してダウンロードファイルを受け取る場所です。
インストールを変更している時、もし、ダウンロードするためのリクエストした変更のファイルが指定したサイズを超える場合、プロンプトを受け取るオプションがあります。このオプションは、デフォルトで 20MB
のサイズで有効になっています。
ローカルキャッシュは、最新のアプリケーション、または新しいプラグインモジュールのインストールであるかどうか確認するため、インストールの変更に使用したダウンロードファイルを保存し続けます。これらのファイルにより消費したディスク領域の量は、次第にかなりの量になります。このダウンロードデータの現在のサイズは、そのページの Cached Build Files の欄に表示されます。Clear ボタンをクリックして、安全にこれらのファイルを削除できます。
プラグインの説明
Plugins 画面から利用できるインターフェースの動作を見る前に、戻って、Plugin で利用できるソフトウェアの機能性を考えることは良い考えです。
プラグインは、システムの鍵となる概念です。インストールの基本単位は Module と呼ばれます。モジュール自体はインストールするためのファイルと/またはフォルダです。システムには2つのタイプのモジュール(初期インストールの一部としてインストールされ透過的に扱われる system modules と、必要に応じてユーザがインストール、削除できるクラウドソースの機能のパケットである plugin modules)があります。それは、デザインの必要性に従ってインストールを変更できるプラグインモジュールの概念です。
Altium Designer のインストールのカスタマイズは、利用できるプラグインの管理を要約します。
Plugins 画面での作業
以下の項目では、Altium Designer のインストールを微調整するために Plugins 画面での作業を見てみます。
インストール状況の確認
トップレベルの Plugins 画面は、現在のインストール情報をひと目で確認できます。画面の上部にこの概要があります。
この概要は以下になります:
- 現在、インストールした Altium Designer プラットフォームのレビジョンと、そのレビジョンがリリースされた時。
- 現在、プラグインがいくつインストールされているか、更にいくつインストールに利用できるかどうか。
- インストールしたプラグインへの更新を利用できるかどうか。もし、プラットフォーム自体への更新がある場合(例えば、プラットフォームの新しいレビジョンを利用できます)、これは表示されます(バージョン数を含む)。
プラグインでグローバルな動作を実行できる画面の右側でコントロール。以下のいずれか:
- Update All – 更新を利用できる、現在、インストールしたオプションのプラグイン(プラットフォームを含む)を全て更新。更新は最新のレビジョンになります。
- Install All – 現在、インストールしない追加オプションのプラグインをインストール。
- Remove All – 現在、インストールされているオプションのプラグインを全て削除。これは、全てのオプションのプラグインのみ削除します。主要な(または、基本の)Altium Designerのモジュールを含むシステムモジュールは削除されません。
以下の概要は、機能の領域に従って論理的な種類に集められたプラグイン自体の概要です。
インストールするためにいくつのプラグインを利用できるか、各カテゴリに利用できる全てのプラグインが表示されます。もし、既にカテゴリ内の全てのプラグインをインストールした場合、All Installed
の文字が表示されます。逆に、何もインストールしていない場合、None Installed
の文字が表示されます。
初期インストールで、インストールに含める設計機能の領域を決めました。しかし、各領域の全てのプラグインは
インストールされません。従来は、インストールしたい機能を選択するようなオプションはありませんでした。例えば、8ビット プロセッサは Embedded Design の分野で必要となるため、それをインストールします。また、インポーターやエクスポーターのような機能を利用できるプラグインもありませんでした。必要かもしれないと後から推測するより、あなた、ユーザへ選択できる機能を利用できます。
プラグインカテゴリを確認
個々のプラグインを表示するには、下図の PCB Design Tools カテゴリのようにプラグインカテゴリの名称をクリックします。
概要には、合計いくつのプラグインがあるか、いくつのプラグインをインストールしたか、インストールできるプラグインはいくつあるか表示されます。もし、1つ、または複数のプラグインで利用できる更新がある場合、フラグされます。そして、全てのプラグインをコントロールできます。
この概要で、カテゴリの各プラグインはグラフィカルに表示されます。インストールするプラグインについて、現在の状態を表示するためのアイコンがあります:
-– 最新(最新版がインストールされています)。
-– 更新を利用できます(現在、最新版がインストールされていません)。
更に、プラグイングラフィック上では特定のプラグインを管理するためのコントロールを表示します。そのコントロールは、そのプラグインで実行できる動作に依存します。下図は利用できる様々な組み合わせを示します:
個々のプラグインの確認
下図の Atmel QTouch プラグインのようにプラグイン内容を確認するには、プラグインの名称をクリックします。
概要には、プラグインによって供給された機能が表示されます。インストールするか、またはしないか、プラグインの status も表示されます。もし、それをインストールする場合、レビジョン情報が表示されます。もし、更新を利用できる場合、フラグされます。
プラグインをインストールするか、更新するか(最新版に)、または削除するか、必要に応じてプラグインを管理するためにこの概要の右側でコントロールできます。
この概要では、プラグインの全てのレビジョンをリスト表示します。もし、プラグインをインストールする場合、現在、インストールしたレビジョンは アイコンでフラグされます。
様々なレビジョンの上にカーソルを移動する時、それに関連したコントロールが表示されます。コントロールのタイプは、どの動作を特定のレビジョンに関して実行できるかに依存します。下図は例を示します:
特定のレビジョンを確認
下図の Atmel QTouch プラグインの Revision 10.304.21956
に示すように、レビジョン(この例では、インターフェースの最も低いレベルのレビジョン)の詳細を確認するには、特定のレビジョンの項目をクリックします。
レビジョンに関する概要情報は、現在、インストールされているレビジョンの状態と同様に表示されます。以下のようなコントロールが可能です:
- Update – 選択したレビジョンが現在、インストールされているレビジョンより後のレビジョンの場合。
- Revert – 選択したレビジョンが現在、インストールされているレビジョンより前のレビジョンの場合。
- Remove – 選択したレビジョンが現在、インストールされているレビジョンの場合、そのプラグインを削除できます(オプションのプラグインでシステムモジュールでないプラグイン)。
プラグイン変更の効果
プラグインの変更を決めて、新しいファイルでその変更(追加、更新)を行う必要がある時、それらのファイルは最初に_Altium Download Manager_ を使用してローカルキャッシュにダウンロードされます。画面の上部で、変更のダウンロード状態が表示されます。もし、Installation Manager の preference の一部のように、特定のダウンロードサイズに基づいたプロンプトを受け取ることを選択した場合、選択した変更とダウンロードサイズを表示するためにダウンロード前にダイアログが表示されます。
個々のプラグインに関連したコマンド を '実行' することで変更が反映されます。例えば、上部の Update All コマンドを使用すると全てのプラグインの変更を1回で行います。また、インポーターとエクスポーターの Add ボタンをクリックすることで、6つの変更(3つのインポーターと3つのエクスポーター)を行います。その他も同様です。
プラグインレベルで、変更の状態は2つのアイコンを使用して反映されます:
– 変更を準備中です(必要なファイルをダウンロード中です)。
– 変更の準備ができています。
下図は、PCB Design Tools のカテゴリを更新する様々なプラグインを準備中で、ダウンロードの進捗状況を示します。
プラグインのためのレビジョンレベルで、変更の動作は2つのアイコンを使用して反映されます:
– 変更によって効果的に削除される既存のレビジョン。
– この変更の結果としてインストールされるレビジョン。
下図は、Atmel QTouch プラグインのための変更を示します。
変更のための必要なファイルがダウンロードされた時、インストールのために解凍されます。画面上部にある status はこれを行うために変更されます。もし、Altium Designer を再起動しないで変更を反映できる場合、表示された文字は n change(s) ready. Click to apply
になります。プラットフォーム自体が変更されている時ではなく、インストールしたプラグインを更新、または復帰する時、変更は通常、ライブで実行できません! この場合に、画面に n change(s) ready. Click to apply (will restart Altium Designer)
のメッセージが表示されます。
右の Review Outstanding Changes リンクをクリックして変更を確認できます。これにより、Review Installation Changes ダイアログが表示され、その変更を実行するためのプラグインでの変更や動作をリスト表示します。
プラグインへ変更を実行している時、それらの変更によって影響を受ける場合、システムは変更をその他のプラグインへも適用する必要があるかもしれません。
もし、変更を続行したい場合、Click to apply
リンクをクリックします。変更は適用されます。もし、変更で Altium Designer の再起動を促された場合、自動で閉じてファイルの変更が行われ再度、起動します。もし、中断したい、変更を適用したくない場合、Review Installation Changes ダイアログの Cancel All ボタンをクリックします。変更は解除されインストールファイルは残ります。
ファイルがダウンロードされている時、Review Installation Changes ダイアログで変更を確認できます。そして、その段階で変更をキャンセルすることもできます。
Altium Designer プラットフォームの変更
Altium Designer プラットフォームの新しい build は、Plugins 画面のトップページに 'Platform Update' として表示されます。これは、現在、インストールされているものを比較して、少なくともコアソフトウェアの最新のレビジョンがあることを意味します。ベースのプラットフォームは Altium Designer のプラグインそのものです。最新のそれとインンストールされたプラグインは、Update All ボタンをクリックして '1回' で更新できます。
しかし、必要に応じて Altium Designer プラグインの全ての利用できるレビジョンを表示したり、特定のレビジョンへプラットフォームを更新(または、復帰)できます。これを行うには以下のステップを行います:
- プラグインの System Components カテゴリの名称をクリックします。
- Altium Designer Base プラグインの名称をクリックします。
- プラットフォームレビジョンのリストを確認します。Update ボタンをクリックして最新へ更新します。そのレビジョンの Update、または Revert ボタンをクリックして、特定のレビジョンへ更新(アップグレード)、または復帰(ダウングレード)します。
要求したプラットフォームレビジョンの変更を実行するために必要なファイルや、そのプラットフォームの変更に依存して影響を与える追加のプラグインへの変更はダウンロードされます。変更の準備ができると、1 change ready. Click to apply (will restart Altium Designer)
リンクが表示されるのでそれをクリックします。Altium Designer は閉じ、ファイル変更が実行され Altium Designer が再度、起動します。
注意: Altium Designer プラグイン(例えば、プラットフォーム)は削除できません。これは、常に存在する必要があるシステムモジュールで、必要に応じて機能をインストール、または削除できるオプションのプラグインモジュールではありません。
更新のための自動チェック
最初に Altium Portal を通して Altium Account にサインインする時、ソフトウェアは、既存のプラグイン、新しいプラグイン、Altium Designer プラットフォームの最新のレビジョンへ更新するために Altium のクラウドベースのインストールリポジトリをチェックします。アカウントへサインインしたままでいる時、ソフトウェアは定期的(2時間ごと)に更新のチェックを行います。
メインデザインウィンドウの右下にオレンジ色のポップアップで更新が表示されます。それを拡張するには、ポップアップ上にカーソルを移動します。そして、必要に応じて利用できるプラグインを確認、変更できる Plugins 画面を表示するにはそれをクリックします。
更新のチェックを手動で行うには、Plugins 画面の右上にある Refresh リンクをクリックします。
ローカル インストールリポジトリの作成
インストール管理の一部として、 Altium Designer にはあなた自身のインストールリポジトリを作成する機能があります。これは、インターネットからブロック、またはインターネットに接続できない(Altium のクラウドベースのインストールサービスに直接、アクセスできない)コンピュータのローカルインストールの解決策となります。
インターネットに 接続できる コンピュータで、Altium のクラウドベースのインストールリポジトリから Altium Designer をインストールします。それから、会社内で他の人が使用するためにインストールをカスタマイズします。基本的に、インストールスナップショットを '社内' (LANベース)の場所にコピーします。これにより、インターネットにアクセスできないコンピュータへインストールするための解決策となります。それらのコンピュータ上の Altium Designer は、Installation Manager がローカルリポジトリを使用するように設定されます。
スタンドアロン リポジトリを作成しているので、会社のネットワーク、または大きな USB ドライブ上の共有フォルダのどこでも移動、コピーできます。'移動用' の解決策として、圧縮したインストールリポジトリを作成し、DVD、またはより小さいサイズの USB スティックへコピーできます!
実際に、クライアント PC(その PC を使用するチームメンバー)で必要とする機能に依存しますが、そのような異なるインストールを効果的に行うためにインストールリポジトリを作成できます。例えば、FPGA 機能を必要とする担当者やエンベデッドソフトウェア開発のみ使用している担当者と一緒に PCB 設計分野で2、3人の担当者がいるかもしれません。
あなた自身のインストールリポジトリ(既にインストール、Altium Designer の現在のインストールを完了したと仮定して)を作成するには、Plugins 画面の右上にある Tools ドロップダウンから Create Installation Repository コマンドをクリックします。Create Installation Repository ダイアログが表示されます。
最初に、作成したいインストールリポジトリのタイプを選択します:
- Uncompressed – ネットワーク、または大きな USB ドライブ上で使用することをお薦めします。
- Compressed – リポジトリを DVD、またはより小さい USB ドライブへコピーしたい場合に必要です。圧縮したリポジトリは解凍されたリポジトリより使用に時間がかかることに注意してください。
次に、リポジトリを作成するパスやフォルダを入力します。Destination Path の項目に直接、パスやフォルダを入力します。または、ブラウズするために アイコンをクリック、または特定のフォルダを作成します。
以前に作成したリポジトリを上書きしないようにするために、ソフトウェアは Altium Repository
と言う名称で、指定した保存場所のパスのサブフォルダを作成します。もし、続いて同じ保存場所のパスへ保存する場合、Altium Repository (1)
という名称でサブフォルダが作成されます。
リポジトリのタイプや保存場所のパスを指定し、Create ボタンをクリックします。
そのプロセスは続行し、進捗状況と詳細がダイアログ内に表示されます。プロセスの一部として、ソフトウェアのインストールやアンインストールの実行ファイル (AltiumInstaller.exe
と AltiumUninstaller.exe
) がダウンロードされ、指定したリポジトリフォルダに追加されます。それから、使用したプラグインや、それに応じて指定したリポジトリフォルダにコピーした内容を確認するために Altium Designer のオリジナルのインストールがチェックされます。
リポジトリが作成されたら Close ボタンをクリックします。
目的のコンピュータにインストールするには、以下のいずれかの方法を行います:
LAN 上の PC にリポジトリフォルダを移動します。各クライアントコンピュータに
AltiumInstaller.exe
をコピーします(ハードディスク上のどこでも保存できます)。Altium Platform Installer を実行します。Platform Repository and Version ページの Repository Location の項目のドロップダウンから{{Other}} を選択します。それから、Installation Repository Location ポップアップ画面でリポジトリのフォルダパス、または URL を入力し OK をクリックします。Platform Repository and Version ページに戻り、バージョンとプラットフォームレビジョンが、作成されたリポジトリと同じ build に設定されます。
- リポジトリフォルダを USB ドライブ、または DVD にコピーします。そして、その媒体にあるルートフォルダの場所から直接、
AltiumInstaller.exe
を実行します。
- リポジトリフォルダをコンピュータにコピーします。そして、ルートフォルダの場所から直接、
AltiumInstaller.exe
を実行します。
Altium Platform Installer を本来の場所で実行する時、AltiumInstaller.exe
が保存されているルートフォルダ(リポジトリのためのルートフォルダ)が Platform Repository and Version ページで指定されます。この場合に、リポジトリの場所を指定する必要がある個所をスキップできます。
Altium Designer の更新を使用する権限
AD10 (更新 11) 以降、プラグインや更新をインストールには、ユーザは有効なサブスクリプションがあるライセンスを所有している必要があります。Altium Designer の更新をインストールし有効なサブスクリプションを持っていない時、ユーザはサブスクリプションを更新、または Altium Designer の更新を戻すよう促されます。更新を利用できるがサブスクリプションでサポートしていない場合、その更新をインストールできない警告が表示されます。つまり、サブスクリプションが有効である間、ユーザは後でその更新をインストールできます。サブスクリプションが期限切れになった後、新しい更新はインストールできません。
My Account ページからライセンスを選択すると、Subscription Status 欄でライセンスのサブスクリプションの状態を確認できます。下図をご覧ください。
ライセンスを使用すると、Available Licenses のタイトルにサブスクリプションとライセンスの状態が表示されます。下図をご覧ください(最初の図は、サブスクリプションが有効であるライセンスを示します。2 番目の図は、サブスクリプションが期限切れになっているライセンスを示します)。
ライセンスを選択すると、インストールした更新が選択したライセンスのサブスクリプションでサポートされているか確認するために Altium Designer はチェックします。これは、使用したライセンスの Right To Upgrade Expiry Date と、リリースした更新のリリース日を比較して実行されます。
現在、インストールされている内容がサブスクリプションでサポートされていない場合、ライセンスを使用できません。My Account ページに、“This installation of Altium Designer includes updates that are not supported by the subscription on this license” と言う warning が表示されます(図をご覧ください)。
warning の下に、詳細な情報を示すリンクが表示されます。このリンクをクリックして、以下のダイアログを表示します:
続行するために 3 つのオプションがあります:
1. サポートされていない更新を戻す(Plug-ins and updates ページから実行)必要があるライセンスを使用し続けます。
2. サブスクリプションを更新します。
3. 有効なサブスクリプションがある他のライセンスを選択します。
“Plug-ins and updates” ページを直接、表示できるリンクを、My Account ページに追加しました。更新をサポートしているかどうかはライセンス(やそのサブスクリプション)で決まり、Plug-ins and Updates ページから更新する前に、ライセンスを使用できるようにする必要があります。
Altium Designer のライセンスを使用できない時に Add、または Update を実行すると、以下のダイアログが表示されます。
Plug-ins and Updates ページから処理されるいくつかの状況があります:
1. 使用しているライセンスでサポートされていない更新がインストールされています
Plug-ins and Updates ページで、赤色の文字(クリックすると詳細情報を確認できます)のメッセージが表示されます。また、Update All と Install All ボタンが無効であることに注意してください。更新が戻されるまで、モジュールを追加できません。
warning メッセージをクリックすると以下のダイアログが表示され、インストールされた更新を自動で戻せます。
下図は、カテゴリの画面(この場合、System Components)を示します。そこに、各プラグインの状態が表示されます。
各プラグインを表示している時、現在のライセンスでサポートされていないリリースを確認できます。Rollback ボタンをクリックすると、サポートされている最新の更新まで戻されます。
2. 利用できる、サポートしている、サポートしていない更新
サブスクリプションが期限切れの時、その期限までの更新を利用でき、サポートされていない更新はインストールされません。
Plug-ins and Updates ページで、青色の文字のメッセージ(クリックすると詳細情報を確認できます)が表示されます。この場合、Update All と Install All ボタンは有効です。サブスクリプションが有効で、サポートされている更新を利用できる場合、Update All をクリックし更新をインストールできます。または、Install All をクリックしサポートされているバージョンまでのモジュールをインストールできます。
warning メッセージをクリックすると以下のダイアログが表示され、どの更新がサポートされているか(そして、インストールできるか)、サポートされていないか確認できます。
3. 利用できるがサポートされていない更新