ソフトウェア プラットフォーム ラッパ

Altium Designer Release 10 の Software Platform Wrapper により、Software Platform を使用して容易にエンベデッドソフトウェアを開発できます。エンベデッドプロジェクトをコンパイルする時、新しいヘッダファイルやCファイルは自動でSoftware Platform Builder によって生成され、プラットフォームを簡略化します。これらのファイルにより、必要な処理、アクセスに必要なヘッダファイル、オプションでプラットフォームを自動で初期化する機能と共に、Software Platform を容易に使用できます!

生成したファイルのアクセスと使用

Embedded プロジェクトの編集で Software Platform によって(から)生成したファイル(swplatform.cswplatform.h)は、Projects パネルに Generated»C Source DocumentsGenerated»Header Documents として表示されます。 


プロジェクトのコンパイルで、そのプロジェクトの Software Platform に 'wrapper' として生成された Header や C ファイルの例。

Software Platform Configuration のサービスの Generate Initialization Code オプションが有効な時のみ、swplatform.c ファイルは生成されます。新規 Software Platform ドキュメントでは、このオプションはデフォルトで有効です。

生成したファイルを使用するために、生成した swplatform.h ファイルを '導入する' ための #include の記述をトップレベル コードソースファイル(一般的に main.c )に追加する必要があります:

#include "swplatform.h"

スタック内のデバイスにアクセスするために必要な全てのその他のヘッダファイルは追加されます。 

初期化コードの生成や使用

Software Platform Configuration サービスに、初期化コードの生成、使用に関連する3つのオプションがあります。 


Software Platform に含まれるラッパの一部として渡したプラットフォーム内のデバイススタックを開き、初期化するコードを生成、使用する設定オプションを使用。

  • 初期化コードを生成 – 全てのデバイススタックを開き、次のAPIを使用するために指示することで初期化コードを作成するには、このオプションを有効にします。このオプションは、新規 Software Platform ドキュメントではデフォルトで有効です。もし、このオプションが無効の場合、以下の2つのオプションは利用できません。そして、swplatform.c ファイルは生成されません。 
  • トップレベルのみ – トップレベル スタックアイテムのみ(その他のアイテムは暗黙で開きます)開くには、このオプションを有効にします。もし無効にした場合、全てのスタックアイテムは開き処理されます。このオプションは、新規 Software Platform ドキュメントではデフォルトで有効です。 
  • 初期化コードを呼び出すmain() の前に生成された初期化コードを呼び出すには、このオプションを有効にします。 


Generate Initialization Code オプションを有効にすることで、初期化コードは生成したファイル swplatform.hswplatform.c
(そのオプションを有効にして作成した)の両方に追加されます。 

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